MacにiPhoneミラーリングやApple IntelligenceなどをもたらすmacOS Sequoia、本日より提供開始

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  2024 年 9 月 16 日

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  MacにiPhoneミラーリングやApple IntelligenceなどをもたらすmacOS Sequoia、本日より提供開始

  世界で最も先進的なデスクトップオペレーティングシステムの最新バージョンであるmacOS Sequoiaが、Mac向けに無料のソフトウェアアップデートとして本日より提供されます。macOS Sequoiaは、macOSから直接iPhoneにアクセスしコントロールできるようにすることで連係を拡張するiPhoneミラーリング、Safariの大幅なアップデート、新しいパスワードアプリなど、素晴らしい新機能をもたらします。来月からは、ユーザーのプライバシーとセキュリティを保護しながら、生成モデルのパワーとパーソナルコンテクストを組み合わせて驚くほど有用で関連性のあるインテリジェンスを提供するパーソナルインテリジェンスシステム、Apple IntelligenceがmacOS Sequoiaに導入されます¹。

  MacユーザーがmacOS Sequoiaにアップデートすることで体験できる主な機能を紹介します。

  iPhoneミラーリング

  macOS Sequoiaの最新の連係機能であるiPhoneミラーリングによって、iPhoneとMacの間での作業がこれまで以上に簡単になります。ユーザーはMacから直接iPhoneにアクセスし、操作することができ、カスタマイズした壁紙やアプリアイコンはiPhone上と同じように表示されます。iPhoneミラーリングによって、ユーザーはホーム画面でページ間をスワイプしたり、お気に入りのアプリを起動して閲覧したり、Macから直接iPhoneの通知を確認して応答することができます。その間、ユーザーのiPhoneはロックされたままなので、ほかの誰かがアクセスしたりユーザーが行っている内容を見たりすることはできません。スタンバイともスムーズに連係するため、ユーザーはiPhoneミラーリングを使いながらiPhone上の情報を一目で確認できます。

  Safariでのネットサーフィンがさらに強力に

  世界最速のブラウザであるSafari²では、新しいハイライト機能により、ウェブ上で新しい情報をさらに簡単に見つけられます。ハイライトは、機械学習のパワーを活用し、特定の場所への経路や記事の要約、人物、音楽、映画、テレビ番組について詳しく知るためのクイックリンクなどを自動的に表示します。再設計されたリーダーを使うと、ユーザーはすっきりした表示、要約、目次によってよりすばやく記事を読めるようになります。また、新しいビューアでは動画を前面の中央に配置でき、その間もシステムの再生コントロールには完全にアクセスできます。「気をそらすものコントロール」では、ブラウジングの妨げとなると感じるウェブページ上の項目を非表示にできます。

  ウインドウのタイル表示が一段と簡単に

  ウインドウを配置する新しい方法によって、ユーザーは自分にとって最適なレイアウトで情報を整理することができます。画面の端にウインドウをドラッグするだけで、macOS Sequoiaが自動的にデスクトップ上のタイルの位置を提案します。ユーザーはウインドウを正しい位置に配置したり、すばやくタイルを並べて配置したり、より多くのアプリを表示できるように隅に置いたりできます。新しいキーボードとメニューのショートカットは、よりすばやくタイルを整理するのに役立ちます。

  新しいパスワードアプリ

  まったく新しいパスワードアプリは、パスワード、パスキー、Wi-Fiパスワード、その他の認証情報のすべてに、Mac上の便利な一か所からさらに簡単にアクセスできるようにします。パスワードアプリは、極めて安全なエンドツーエンドの暗号化にサポートされます。Safariとスムーズに連係し、iCloud for Windowsアプリを使えば、ユーザーのすべてのApple製デバイスとWindowsの間でシームレスに同期します。

  ビデオ会議のアップデート

  FaceTime、またはWebexなどの他社製アプリでのビデオ通話中、ユーザーは様々な色のグラデーションや、カリフォルニア州クパティーノのApple Parkのような場所の中や周辺の風景写真など、内蔵されている美しい背景を適用できます。また、自分の写真をアップロードして背景として使うこともでき、Appleの業界をリードするセグメンテーションによって、ユーザーはすべての通話で最高の自分を映し出すことができます。発表者プレビューでは、FaceTimeやZoomなどのアプリで共有しようとしている内容を、共有前に確認できるようになります。

  まもなく登場：Apple Intelligence

  Apple Intelligenceは、ユーザーがMacでできることを一変させ、ユーザーのプライバシーを保護し、ユーザーが自分のデータをコントロールし続けられるようにしながら、驚くほど有用で関連性のあるインテリジェンスを提供します。Mシリーズチップを搭載したMacで利用できるようになるApple Intelligenceは、AppleシリコンのパワーとNeural Engineを活用して、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリにわたってアクションを実行したり、パーソナルコンテクストにもとづいて、日々のタスクをシンプルにしてよりすばやくこなせるようにします。作文ツールは文章の書き直し、校正、要約に役立ちます。Siriはより自然で柔軟になり、緊密にシステム体験に統合されています。より豊かな言語理解の能力を備えたSiriは、ユーザーが言葉につまづいても話についていくことができます。またSiriは、1つのリクエストから次のリクエストへと文脈を保つこともできます。MacユーザーはSiriにタイプ入力できるだけでなく、テキストと声をスムーズに切り替えて、日々のタスクをよりすばやくこなせるようになります。さらに、Siriの膨大な製品知識によって、ユーザーはMacの機能や設定に関する何千もの質問に対する答えを得ることができます。完全にデバイス上で実行される多くのApple Intelligenceモデルと、Apple製デバイスのプライバシーとセキュリティをクラウドにまで拡大してより優れたインテリジェンスを活用できるようにしたPrivate Cloud Computeの導入により、Apple Intelligenceは人工知能におけるプライバシーを大きく前進させます。

  その他の機能

  macOS Sequoiaでは、さらに多くのユニークで役立つ機能が、ユーザーのお気に入りのMacアプリに加わります。

  メッセージ
  

  メッセージでは、ユーザーはメッセージをあとで送信するようスケジュールできるようになります。また、テキストメッセージは、「エクスプロード」「リップル」「ノッド」のようなアニメーション付きで言葉や絵文字を視覚的に強調する独自のテキストのエフェクトによって生き生きと表現できるようになり、好きな絵文字やステッカーを使ってTapbackを送ることもできます。

  メモ
  

  メモアプリでは、音声を録音してリアルタイムで書き起こしを受け取れるようになり、講義、会議、会話の詳細を把握するのが驚くほど簡単になるほか、Apple Intelligenceが自動的に要約を生成します。macOS Sequoiaには計算メモも登場し、Macのメモアプリに数式や数学の問題を入力するだけで瞬時に答えを得ることができます。

  マップ
  

  マップでは、アウトドア好きの人は美しい地形図や選りすぐりの米国の国立公園の何千ものハイキングコースにアクセスできるようになります。さらに、数回クリックするだけでオリジナルのウォーキングコースやハイキングコースを作成できます。

  macOS Sequoiaでの新機能の完全なリストについては、apple.com/jp/macos/macos-sequoiaをご覧ください。

  提供について

  macOS Sequoiaは、本日より提供される無料のソフトウェアアップデートです。詳しくは、apple.com/jp/macos/macos-sequoiaをご覧ください。一部の機能は、地域や言語によっては利用できない場合があります。

  1. Apple Intelligenceは無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。Apple Intelligenceの初期機能は、来月、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1の一部として、ベータ版が提供され、さらに多くの機能が今後数か月の間に提供開始されます。Apple Intelligenceは、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、M1以降を搭載したiPadとMacで利用でき、デバイスとSiriの言語は英語（米国）に設定する必要があります。追加の言語とプラットフォームは来年中に公開される予定です。Apple Intelligenceは年内に、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、英国で英語のローカライズに追加対応します。来年には、さらなるプラットフォームと、日本語、中国語、英語（インド）、英語（シンガポール）、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語などの言語へも追加の対応を予定しています。
  2. 2024年8月にAppleが実施したテスト結果によります。詳しくは、apple.com/jp/safari をご覧ください。

  本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先：

  Apple Japan 広報部

  [email protected]

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